INTERVIEW

加工技術のプロとして学生の成長をサポート

平成31年4月採用

安立 隆陽

徳山工業高等専門学校教育研究支援センター

仕事の内容
私が所属する教育研究支援センター第一技術室では、実習授業における学生への技術指導、教員・学生の研究で使用する実験装置の機械部品についての設計相談、加工依頼を受けての部品の製作など、技術的な支援を幅広く行います。特に加工依頼は、用途や材料、形状が異なるさまざまなものを依頼されるので、技術者としての腕が試される、やりごたえのある仕事です。また、完成した製品は依頼者の教員や学生に直接手渡すため、自分の仕事が役に立つ様子を肌で実感できます。

入職後、一番印象的だった出来事
卒業研究で製作する実験装置について、学生に設計や加工などの技術的なアドバイスをしたところ、その学生が卒業したときにお礼のあいさつに来てくれました。完成した卒業論文や研究成果を見せてくれて非常に嬉しかったことを覚えています。また、技術支援が実際に役に立っているのを体感でき、学生の目標になれるような良い仕事をしようと、モチベーションが上がるきっかけにもなりました。

MOVE!な瞬間
技術相談を受けたときや実習授業をしたとき、学生にすごいと思ってもらえるとやりがいを感じます。技術職員は厳密には教員ではありませんが、加工技術の初心者である学生に技術指導を行うので、よく「先生」と呼ばれます。そのため、プロとして学生のお手本になることが重要な役割の一つだと考えています。学生が見て学べる製品や技術を示せるように、自分の腕を磨き続けていきたいと思います。

ある1日のスケジュール

8:30 始業、メールチェック、業務の情報共有(加工依頼の実施状況や消耗部品の確認など)
9:00 加工依頼品の製作、実習で使用する材料の加工、授業資料・書類の作成
12:00 昼休み
12:45 実習の準備(機械や工具の準備・点検)および実施、教員・学生からの技術相談対応
17:00 終業